ビタミンの分類と効能。

脂溶性ビタミンの種類と、主な効能。

油で溶ける性質を持つ、脂溶性ビタミンを紹介します。

ビタミンＡ

目を健康に保つのに有効な栄養素です。ベータカロチンで摂取すれば、抗酸化作用などもあります。ビタミンEとの相性も抜群です。
詳しくは、ビタミンＡの効果をご覧ください。

ビタミンＥ

抗酸化作用が強く、若さを保つと言われています。また、ビタミンＥは更年期障害や、不妊の治療に使われるなど女性に有効な作用が多くあります。

ビタミンＤ

カルシウムを体内に取り込むのに必要で、皆さんご存知の通り、歯や骨を丈夫にします。また、骨そしょう症予防にも役立ちます。

ビタミンＫ

血液と関係が深く、出血した時に血を凝固させてくれます。また、血中のカルシウム濃度の調整もしてくれます。

水溶性ビタミンの主な効果と種類。

水で溶ける性質を持っている、水溶性ビタミンを紹介します。

葉酸

赤ちゃんを健康に育てるのに必要なビタミンで、厚生労働省も摂取を勧めています。また、葉酸は、悪性貧血にも有効です。

ビタミンＣ

有名な栄養素ですが、風邪などの予防に有効です。また、ビタミンＣは、コラーゲンの生成を助け、美容に役立つ事でも有名です。

ビオチン

皮膚を健康に保つ栄養素で、アトピー性皮膚炎を改善してくれる事で有名です。髪などの健康にも関係しています。

ビタミンＢ１

疲労回復の効果があり、アルツハイマー病にも効果があるといわれています。炭水化物や糖質のエネルギー変換に関係しています。

ナイアシン

アルコールの分解も助け、二日酔いを予防してくれる栄養素です。糖尿病の改善にも役立つとされています。

ビタミンＢ２

口内炎の予防に役立つ事で有名です。肌を健康に保つにも重要で、美容には欠かせないビタミンです。ダイエット効果もあると言われています。

パントテン酸

ビタミンCとも深く関係し、コラーゲンの生成を助けています。ストレスに対する抵抗力も高めてくれます。

ビタミンＢ６

つわりや妊娠中毒症を改善してくれる事で有名です。エネルギーの代謝にも関係しています。

ビタミンＢ12

葉酸と同じく、妊娠時に必要な栄養素です。また、悪性貧血の予防に有効で、精神を安定させたり、集中力を高めたりもしてくれます。